ノートンのおやじ〜〜〜っ

修復ソフトが破壊ソフトやったとはしらなんだ


会社の8100/100AVのようす

会社のマック仲間10人でお金をだしあって日経マックという雑誌を購入し、回し読みをしています。2月号だったか?マックが異常終了したときは、ハードディスクのそうじをしておいた方がよい、異常終了を続けまくると、そのうち、ハードディスクにとんでもない問題が生じるという記事がありました。ハードディスクでイタイ目にあったことのある私はこの記事が強く心に残りました。

ある日、キングオブフリーズことネットスケープでマックがハングしてしまい、(あのネスケ4でしか読めないJAVAを警告なしに使うのやめてほしい。全世界の人がネスケ4にアップグレードしているとは限らんのよ。あれ出てくると、エラーがでて、フリーズする確率高い。)マックを強制立ち上げしました。そのあと、マックを使っていたら、そんなにアプリケーションを立ち上げているわけでもないのに、メモリが足りませんというメッセージが出てきたので、「あっ、これは日経マックにのっていたハードディスクになにか支障が生じているという兆しなんじゃないかしら」と思った私は、やはり、日経マックにのっていた、ハードディスク検証修復ユーティリティであるノートンユーティリティでハードディスクを修復することにしました。これまでもノートンユーティリティは何度か使っていましたが、その効果を実感したことはあまりありませんでした。例のわけのわからない修復メッセージがでても、そうですか、としかいいようがなく、それまでも問題なく動いていたHDがそのあとも問題なく動くというだけで、宗教のように、あのときノートンユーティリティで「軽度な問題を修復しました」から今無事でいられているのだわなんて、思っている程度でした。

私はマックのバックアップは外付けHDにとっているのですが、これにノートンユーティリティもいれています。先に、バックアップしようかなともおもったのですが、さきにノートンできれいにしたファイルをバックアップしようとおもって、年度末でどっさりつくった製作所への移管ファイルはバックアップせずにノートンをかけました。いつものようにノートンさんがぴょこぴょこ動きながら8100/100AVのHDを検証しています。「○○の○○に○○が生じました。この問題を解決しますか?」という例のメッセージがいくつか出て、いつものようになんも考えずに「はい」「はい」と返事をしていきました。ああ、よかった。わたしのマックがどんどんきれいになっていくーーー。と思っていたら、突然様子が変わりました。

重大な問題が生じました。

へっ?

この問題を解決するために・・・。へーーーーーー???その後は、ノートンユーティリティに入っているいろいろなアプリケーションが次々と自動的に立ち上がり、最後に「メモリが足りないためすべてのファイルを表示できません。「情報を見る」でメモリの配分を大きくしてください」で終わってしまいました。そして、私の8100/100AVのハードディスクは網掛けになってしまい、アクセスできなくなってしまいました。そして、マックのOSから

「ハードディスクは認識できません。このハードディスクは」

のメッセージ。がーん。おとくいのサポート電話だー!シマンテックのサポートシステムはすっごい能率的です。すばらしい。(システムは)まず、電話すると、コールなしにぱっとつながりました。(一体どうなっているのか?待ち時間ゼロ)プッシュボタンで自分の行きたいサポートセンターにつながりました。ところが、ノートンユーティリティ・マック版のトラブルには現在13名お待ちの方がいらっしゃるので、こちらからお電話しますとの返答。ちゃんと13名という見通しを客に伝える配慮がニクイ。しかし、なんで、13名も待ってんの・・・?と不安になりつつ、電話をまちました。お昼休みをはさんで1時にシマンテックから電話がかかってきました。とてもハキハキした明るい感じのお姉さんです。私はちゃんと状況を覚えていなくてしどろもどろに説明したのですが、お姉さんから2,3質問が来てそれに答えると、すらすらと、「ああ、わかりました、こうなってこうなって、これが走ってこういうメッセージが出たのですね?」とぱっといいあててくれました。「そうですそうです。そのとおりです。」ああ、1いうと10わかってくれるサポーターさんすごいと思っていたら「残念ですが、そうなると、もうそのハードディスクは復帰できません。(あっさり)最初の’修復しますか?’のメッセージでノートンユーティリティがハードディスクに書き込んでいったものがたまたまハードディスクの情報を消していったのだと思います。」その後、ハードディスクの情報構造を簡単に説明してくれて、たぶんこの部分を上書きして、中身が読めなくなってしまったという説明をしてくれました。そして、「最後の対処方法としてはマックのOSのCDロムにはいっている「ドライブ設定」でドライバの更新をしてみてください。これは新たなドライバを作りますので、これで読めるようになるかもしれません。もし読めたらすぐにバックアップをとって、ハードディスクをフォーマットし直してつかってください」という説明を聞きました。電話をきって、いわれたとおり、CDからOSを立ち上げてドライブ設定でドライバの更新をしてみましたが、やはりマウントしてくれません。ああ、HDは見えているのに。データだって全部、すぐそこに見えているのに、それにアクセスできないなんて・・・。

職場の友達に状況を話したところ、彼は

「あのねえ。ノートンユーティリティとかは、ハードディスクの一番大事な番地付けのとこにアクセスしにいくコワイソフトなんだよ。僕なんか絶対使わない。もう、そんなふうになっちゃったら絶対復帰なんかできないよ。」

と冷たい答え。がーん。加えて

「あんなソフト、絶対、使用契約のところに、このソフトつかってディスクこわれても責任とらないって最初にかいてあるから、そのソフトのせいでディスクこわれても全然向こうには責任生じないんだよ。電話するだけ無駄だよ。サポートの電話だって、すごい慣れている感じだったでしょ?もし、これがはじめての現象だったら、向こうも慌てて対処するだろうけど、そんな感じじゃなかったでしょ?もうしょっちゅうなんだよ。ユーティリティがHDこわすのって。」

ああ、そういえば、向こうのひと、一いえば、ぜーんぶ理解してたっけ。その上、HDが復帰できないなんてすごい状態をあっさり肯定してたっけ。。実験室にしょんぼり帰ってノートンユーティリティの箱を見てみると彼の言った通りの使用許諾が・・・。

この後、もう一度電話して、なんとか、ノートンかけるまえの状態に戻せないかきいてみましたが、当然だめでした。大塚商会さんとか紹介してくれるにとどまりました。えーん。でも、諦めきれない私はノートンのメモリ配分をデフォルトの300Kから10000Kになおして、もう一度ノートンをかけてみました。そして、自動的に立ち上がる最後のuneraseでやはり、「メモリがたりないので云々」というメッセージを無視し、表示されているのだけでもと、すべてを選択して復帰をさせたら、なんと、あっさりデータだけは復帰!(^^) ところが、この復帰量がとんでもなくでかく、この復活フォルダーにアクセスするだけでマックがハングしてしまう状態となり、もう一度ノートンをかけなおして、最後のuneraseで必要なファイルを探しだして、それだけを復帰させていきました。(unerase単独だと、すべてのファイルを見に行かないようでした。ノートンの最初からかけないとだめみたい)そうやって、すべてではないですが、いくつかのファイルを復活させて、外付けHDに保存して、やっと一日が終わりました。(ここまでに約8時間)後日、8100/100AVのHDは、拡張フォーマットして、OS8.1入れようと思ってます。拡張フォーマットにすると、私の持っているノートンではもう、対処できなくなるけど、まあいいや。もうノートンは使わないことにしよ。

この後、さっきの職場の彼にその話をしたところ、

「あれ?uneraseやってなかったの?あれは当然やったものかとおもってた。あれだけだよ。ノートンで使えるのって。」

うー。はよゆってよ・・・。


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