音楽をお勧めします.

お勧めのアーティストとアルバムを御紹介します(ABC順に並べています).

このページの一番新しい項目は「F」のFacesです.

最近のアルバムについてはこちらへどうぞ。


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とつぜんですが,

小川七生の歌う 「月灯りふんわり落ちてくる夜」 (クレヨンしんちゃんのエンディングテーマ)

とってもいい曲ですので,買ってください.(友達の高田君がプロデュースしてます.)


Aerosmith-DRAW THE LINE

前作ロックスがよく売れて,しかも,このアルバムを出した後,ジョーペリーが抜けてしまうといったことから,このアルバムは過小評価されているようですが,ジョーペリー色が全面的にだされている,このアルバムのA面が好きです.最新アルバムも非常にすばらしく,メンバー全員がすごく元気だったのもとてもうれしく思いました.

Bow wow wow-SEE JUNGLE! SEE JUNGLE!

パンクまっさかりのロンドンからでてきたバンドです.リズムセクションといい,ボーカルといい,最高のバンドなのですが,やはりパンクがすたれると同時に消えていきました.しかし,このアルバムは今聴いても新鮮で迫力あります.

Boz Scaggs-HITS!

あー,絶対このコーナーではベストアルバムとライブだけはのせないぞと 思っていたのですが,この人,ほんまにひとつのアルバムで 浮き沈みが大きいものでゆるしてちょうだい. これ聴くと一応この人を網羅できると思います.私はHard timesが好きなのですが, このベストにだけはいっているMiss Sunもいいです.

Culture club-KISSING TO BE CLEVER

カルチャークラブはジャンル的には何になるのか知りませんが,(ダンスミュージック??) 結局,私はこのバンドに強く影響されてブラックミュージックに傾倒していったような気がします.これは彼らのファーストアルバムで,ギター,ベース,ドラム,ボーカルといったシンプルな構成だったころのバンドです.このあとのカラーバイナンバースで強力な女性ボーカルを迎え,完成された曲作りが試みられるようになります.もちろん,この後のカルチャークラブも大好きなのですが,このアルバムは私にとっては非のうちどころがないアルバムです.まず,どのアルバムにもありがちは聴き飛ばしたくなる曲が1曲もない.ボーイジョージの曲が全て素晴らしい.演奏が全てすばらしい.(最高のバックバンドに最高のボーカリスト)ボーイジョージは顔はでかいが歌もうまい.このアルバムではミステリーボーイと君は完璧さがシングルカットされました.前者はサントリーのCMに使われました.あのCMクリップも良かったですが,あれをみてまさかこんなやつらが演奏しているとは誰も思わなかったでしょう.君は完璧さのMTVは最も好きなMTVの一つです.歌詞もgood!

Deep Purple-MACHINE HEAD

これについては,私がどうこういう必要はないでしょう.多分,Highway starとSmoke on the waterが代表曲にあげられるのでしょうが,私はPictures of homeとかLazyの方が好きです.イアンギランのボーカルがノッテイルからです.もちろん,他の曲もすばらしいのですが.

Deep Purple(the 4th mode)-COME TASTE THE BAND

1バンド1アルバムといいましたが,リッチーのかわりにトミーボーリンが入ったこのアルバムはそれまでとは違うバンドといえるような気がします.このアルバムを特に紹介したかったのは第3期にデビカバといっしょに加入したベーシスト,グレンヒューズのリードボーカルが聞けるからです.彼のボーカルはスティービーワンダーに少し似た唄い方なのですが,完璧にハードロックしています.

FACES-SNAKES AND LADDEES

このアルバムは一応ベストアルバムなんですが,一番頭に「玉突きリチャード」(こんな邦題がついているとは夢にも知りませんでした.)というこのアルバムオリジナルの曲が入っています.そして,私はこの曲がこのバンドのベストの曲であると断言しています.このバンドはほんまに中途半端で,スモールフェイセスが移行してできたのですが,ロッドスチュワートがおるのかおらんのかわからんような感じでいつも出てきて,(大体彼はボーカルしかできんのに,参加してない曲がわんさかある)いい曲もあるのですが,全体に中途半端なアルバムが多い.この後,すぐロッドスチュワートはソロのみの活動に入ります.ロッドの名曲は多いですが,アップテンポの曲では,やはり,この「玉突きリチャード」がソロ,ジェフベックグループを含めてもベストだと思います.というわけで,この曲を聴くためだけでも,このアルバムはお買い得.日本人ベーシスト山内テツが入っていたのでも有名なフェイセス.今彼はどうしてんだろうなー.

Gino Vannelli-BROTHER TO BROTHER

すっかり姿を消してしまったカナダのボーカリスト,ジノバネリですが,彼が健在だったころの素晴らしいボーカルを聞くことが出来ます.彼のアルバムは,そのミュージシャンの腕の確かさが,ただただ,「いいもの聞かせていただきました」に終わらず,さらに,感動を呼ぶことが特徴です.この次に出たNIGHT WALKERも同じく素晴らしいのですが,このアルバムのタイトル曲BROTHER TO BROTHERはとりあえず,彼のベストではないかと思い,このアルバムを選びました.残念ながら,日本では彼のアルバムはほとんど廃盤になっています.

Heart- DOG AND BUTTERFLY(廃盤)

ハートもメンバーががらっと変わり,ヘビメタのプロデューサーがついたころから,派手でかつ,大げさなアメリカ受けするバンドとなって,結局それが正解でメジャーバンドとなりましたが,私は初期の女性特有の迷いが感じられる曲が好きです.バンドはどこでもそうだと思うのですが,初期のアルバムというのは,プロになる前から暖めていたアイデアとか自分のやりたいことがつまっています.それが全部終わったときに,その後繋がる何かを持っているか,何かに出会うかが最終的にビッグになるかどうかの鍵なのかもしれません.確かにビッグになったメジャー路線の曲もいいのですが,私は個人的には初期のアルバムが好きな場合が多いです.ハートのこのアルバムはdog-sideとbutterfly-sideに別れており,dog-sideではハードな曲が中心で,butterfly-sideでは落ちついた曲が中心になっています.タイトル曲のdog and butterflyとは中国の故事からきた話のようで,犬が吠えながら蝶を必死になっておいかけるが,蝶は華麗にひらひら飛んでいって結局つかまらないというたとえで,自分(女性)が犬で,愛する人に手が届かない様子を歌っています.このbutterfly-sideは私が16歳のころ,ちょっと好きな男の子ができたときによく聴いていて,今でも,全部そらで歌うことができます.

最近,ハートのベストが発売されました.Dog and butterflyも収録されています. しかし,この日本語訳がひどい誤訳になっています. 多分,ハートのことを何も知らない人が訳したのだと思います.あまりにもひどい(本当は蝶が自分の夢(男)で,犬が自分(女)なのに,sheとheをごちゃごちゃに訳している.訳者は蝶がsheだとおもっているようです.)ので,私も英語が得意ではないですが,少しここで一部修正したものをご紹介します.

まだ,幼かった頃,何かを追い続け,そして,何もつかめなかったころのこと.

一人の老人がほほえんで私に言った.

「だめだめ,だめだよ.おじょうちゃん.

 ほら,あの犬と蝶を見てごらん.

 蝶はひらひら空をとんでいく,犬はそれを追ってはころんでしまう.

 でも,犬にはどうしてだか,わからない.どうして蝶をつかまえられないのか

 わからない」

涙をみられないように秘密の場所に隠れた.

ここだと安心.世間の冷たい目は心の炎を奪ってしまう.

老人の言葉が私の心に甦った.

「ほら,あの犬と蝶をみてごらん.

 ひらひらとんでいく蝶に犬は絶対追いつけない.

 犬はころんでばっかりさ・・・・」

そして,年をとるたびに,世間はどんどんつめたくなっていく.なぜかはわからないけど.

生きていくことは心をどんどん追いつめる.

私たちは海と空のようにお互いにバランスをとっている関係.

ある夜,この町で,私を月明かりが優しくつつんでくれた.

私の中に「私を自由にしてくれる世界に帰りなさい」という声が聞こえる..

犬と蝶.蝶は空へとんでいく.犬と蝶.犬も飛ぼうとする.

でも,また,ころんでしまう.犬の目に涙が浮かぶ...

犬と蝶.

Incognite-BENEATH THE SURFACE

いろいろとボーカルがかわりましたが,メリッサが復活し,また,曲調もぐっとおちついたアルバムです.インコグニートはCHANGEとDON'T WORRY 'BOUT THINGのはいったTRIBES,VIBES and SCRIBESでブレークしたバンドで,確かにこのアルバムも大好きなんですが,はっきりいって,この2曲以外は聴きとばしたいような感じなんですねー.それに比べて,BEBEATH THE SURFACEはどの曲もいい.バンドものってます.

Jeff Beck-WIRED

この人ほど,曲の感じががらっと変わった人もめずらしいのではないでしょうか?このワイアードは前作のブロウバイブローからヤンハマーと共にフュージョンの世界に足をつっこんだ仕上がりになっています.ロッドスチュワート等,いいボーカリストとやってきてはいたのですが,どのアルバムもインストルメンタルがもっとも出来がよく,いつかは全曲インストルメンタルになるだろうと,誰もが予測していたのではないでしょうか.フュージョンとはいえ,彼のロックギターは健在で,これこそロックギターといううねりのあるサウンドを聴かせてくれます.

Jay Gradon-AIRPLAY FOR THE PLANET

ジノバネリ,デビッドフォスター,スティーリーダンといったスタジオミュージシャンとして有名になったジェイグレイドンですが,この彼のソロアルバムはギターを全面に押し出すことなく,非常に落ちついた曲作りになっています.息子がおなかにいたころよく聞いたアルバムです.この曲をきくと,とても気持ちが落ちつきました.息子を産んだ日,陣痛で2日徹夜していたのですが,なんだか眠れなくて,夜病室を抜け出して,ガラスの向こうの息子をこっそり見に行ったりしていました.それでも,どうしても眠れなくて,このアルバムをポータブルCDプレイヤーで聞きながら,やっと少しだけ眠った覚えがあります.

King Crimson-IN THE COURT OF CRIMSON KING

この後出てくる,ポセイドンの目覚め,Larks' Tongues in Aspicとかも捨てがたいのですが,このアルバムがやはり,強烈な印象があるので,選びました.どの曲もすばらしいのですが,すべて,なんだか不安な気持ちになってしまう曲ばかりです.グレッグレイクはこのあと,ELPというこれまたすごいバンドの行っちゃうのですが,ここでは軽快でスピーディな感じが強いと思います.それに対して,このアルバムのどんなに暗いことか!彼以上に暗いボーカリストがいるでしょうか??特にエピタフを聴いて落ち込まない人がいるでしょうか?何か悲しいことがあったときに,もっともっとどよーんとして一気に落ち込みたい時はこの曲しかないでしょう.曲の暗さもさることながら,このアルバムジャケットの強烈なこと.今はCDですから,小さな顔で済んでますが,今から10年前はこの顔がどどーーんとでっかくレコード屋さんに並んでいました.見開きの内ジャケットもきもちわるーいおじさんの顔が・・・.

Kiss-MTV UNPLUGGED

ああ,またやったらあかんことしてしまいました. このコーナーではベストとライブは選んだらあかんのに. でも,このアルバムは特別な意味があるので選びました. そもそもキッスのアルバムもストーンズと同じで どのアルバムにもいい曲が入っていて, その数とか,なになにがはいっているからという基準で選ばなくてはならなくなるので ずっと「これ」と選べませんでした. このライブでキッスは最初のメンバーで再結成を果たします. これは,私たちの世代にとっては重要な意味があります. そして,このあと,彼らは最初のメンバーで日本にやってきました. それがきっかけとなって,キッスのコピーバンドだった鸞も再結成しました.

このアルバムでは,私は3曲目のGoin' Blindと6曲目のSure Know Somethingが好きです. Goin' BlindはアルバムHotter than Hellにもはいっています.すごいいい曲です.

このコーナーでかくことかどうかわかりませんが, このアルバムにもBethという曲が入っています. 日本公演でも演奏されました. 私はどうしてこの曲が毎回うけるのか不思議です. ピータークリスならブラックダイアモンドでボーカルをとっていますし, バラードがいいのなら,ハードラックウーマンという名曲があります. なのに,なぜ,カラオケまで持ってきてBethを演奏するのか? そして,またうけるのか?? わたしのメールネームはbethです. よく「なんで,bethなんですか?」 ときかれますが, 私にとってbethというのはいいイメージと一緒に 不遇な悪いイメージの同居する名前です. それが今の私に重なるのです.(自分でいうか) Bethの歌詞はplayという動詞がでてきます. キッスだからこれは演奏かって思いがちですが, とんでもない,これは,playin cards, playin Marjung, playin Pachinko, playin sex, .... その他,要は男性が趣味に走っているわけです. たとえば,パチンコの場合,歌詞を日本語訳すると,

ベス,家に帰ってきてっていう君の声が聞こえるよ.

でも,帰れない.今,やっと,玉が出始めたとこなんだ.まだ,負けてるんだ.

ほんの数時間だけ待っておくれよ.

仲間も呼んでるよ.

どうすりゃいいんだ?

おまえは一人で寂しいっていう.

この家には家庭なんかありゃしないって.

いつも俺がパチンコ行って家にいないから.

いつもおまえは家に一人.

ベス,おまえが寂しいのはわかってるよ.

でも,おまえなら大丈夫,やっていけるさ.

まだ,俺たち遊び足りないんだ.

一晩中でもパチンコしたいんだ・・・

ってな歌詞になります. 男の遊びに女がくちだすなーーーですね. Bethという名前にはもう一つ Basic Instinctという映画のなかで Elizabeth Gardnerという不遇な女性がいます. 彼女は最後まで一人の男を愛し続けるのですが, その馬鹿な男は,別の官能的で美しく頭のいい女にだまされて身を崩していきます. そして,その女にそそのかされて, Bethを殺してしまいます. しかし,殺した直後に彼女のキーホルダーを見て自分の過ちに気がつきます.

Bethについていろいろ書いてしまいました. ここで書くことではないのですけど.

Lalah Hathaway-LALAH HATHAWAY

ダニーハザウェイの娘さんということでデビューしたお嬢さんなんですが,これがなかなか,いい曲ばっかです.もともと訓練受けている人なのでボーカルも結構しっかりしています.でも,これはボーカルの歌唱力よりは,バックの人間がすごいのでしょう.特にすごいことをやっているわけではないのですが,全体的に雰囲気のある,いい仕上がりです.神戸のフィッシュダンスホールに来たときに見に行きましたが,さすが,黒人というか,若いのに,ミスのないステージを披露していました.しかし,そのあと,鳴かず飛ばずだなあ...

Larsen-Feiton Band-LARSEN-FEITON BAND

AOR全盛期にやってきた二人組です.このアルバムは非常にすばらしく,何度聴いても飽きが来ないし,BGMとしても最適なのですが,この後出しているアルバムはおせじにもいいとはいえません.消えるべくして消えたバンドと,私個人は思いました.

Led Zeppelin<-IN THROUGH THE OUT DOOR

ドラマーのジョンボーナムが飲み過ぎで亡くなる前に出た最後のアルバムです.前回のアルバムPresenceからかなり間があいたのですが,彼らにここまで力が残っていたこと,そして,さらにポップな雰囲気も加わったことが非常に挑戦的に感じられて,一番好きなアルバムです.当時発売されたとき,茶色の紙につつまれて発売され,中身のジャケットの絵が5種類あるというので,友達と手分けして買ったのですが,同じ種類のにいきあたったりしてなかなか5種類揃いませんでした.まんまとメーカーの策略にはまったよい例です.

Queen-QUEEN II

アルバムNews of the world,JAZZでポップに方向転換し,結果的に世界的に認められたクイーンですが,私は個人的にはそれ以前の5枚のアルバムが好きです.どれも甲乙付けがたいのですが,ボーカルのフレディが傾倒していた妖精の世界をうまく表現できたアルバムとして,このクイーン2を選びました.特にBlack side(CDが出回る前はアルバムは裏と表があり,裏面をこのアルバムではBlack sideと呼んでいた)の曲の流れは一気に1曲として聞いてしまう迫力があります.ブライアンメイのギターと当時のアナログ録音技術を駆使して,多重録音を繰り返し,シンセサイザーを使わずに,美しいサウンドをつくりあげています.シンセサイザーに頼るのが悪いのではなく,シンセサイザーを使う必要がなかったのです.当時の彼らにはそうしたパワーがありました.

Quincy Jones-THE DUDE

あの「愛のコリーダ」のはいったアルバムです.このシングルカットは非常によくできていて,私も好きなのですが,このアルバムの私にとってのもっとも大きな価値はパティオースチンとの出会いです.なんて,柔らかく,そしてパワフルなボーカルを聞かせてくれる人なんでしょう!!特にA面4曲目Betcha' Wouldn't Hurt ME, B面1曲目Somethin' Specialはすばらしいです.ギターにはスティーブルカサー,キーボードにデビッドフォスターが参加してます.このアルバムの後,彼女は独立してアルバムを出します.彼女のRhythm on the Streetは私のもっとも好きな曲の一つで,20歳のころ,バンドでよく歌いました.

Rod Stewart-A NIGHT ON THE TOWN

ジェフベックグループ,フェイセズを経て,ロッドスチュワートがソロになり,最初によく売れたアルバムAtrantic Crossing(セイリングのアルバム)の次のアルバムです.キーボードにデビッドフォスター先生が入っていて,すっかりアメリカじーんしてしまっています.この次に出たアルバムFoot Loose and Fancy Freeも同じような路線になっていますが,このアルバムのいいとこをさらに強調しすぎていて,ちょっとしつこいかなーとも思って,A NIGHT ON THE TOWNを選びました.このあと,スーパースターはブロンドがお好き(アイムセクシーのはいってるの)だの,TONIGHT I'M YOURSだの,どんどん,ほんまのアメリカじーんになっていきます.それはそれでかっこいいとは思いますが.さて,このアルバムはおちついた感じのA面と,少し派手なB面とからなっていてもちろん,私はA面が好きです.A面のトップはTonight's the night(今夜きめよう)です.題名からして,私の好きそうな曲です.(^_^)Y ロッドスチュワートは有名なプレイボーイでした.一応アメリカでは「ぶさいく」の部類に入っていたようですが,このボーカル,この語りではやっぱり,みんなころっといってしまうのではないでしょうか?最近,ジャネットジャクソンがこの曲をカバーしていますが,これもなかなかいい感じです.(私は実はジャネットジャクソンなんか,小マイケルジャクソンみたいに思って(ごめんファンの人)気にかけてなかったのですが,今回のニューアルバムは絶品.すっごく良かったです.アルバム全体にメッセージが感じられ,各曲に彼女の意気込みを感じました.)高校時代大好きだったロッドですか,最近すっかり忘れ去ってしまっていました.で,こないだ,ラジオから流れてくるジャネットのTonight's the nightをきいて途中から一緒に歌い出してしまい,次の日にはレコード屋さんに走っていました.

Rolling Stones-LET IT BLEED

ストーンズのアルバムにはどのアルバムにもすごくいい曲が入っていて,同時にあまり聞きたくない曲も入っています.そういう意味でアルバムは非常に選びにくく思いました.このアルバムを選んだのは私の一押し曲ギミーシェルターが入っているからです.録音後すぐに女性ボーカリストが亡くなってしまった話とか,エピソードとともに,このころのストーンズを代表する曲だと思っています.他にワイルドホーシズのはいったスティッキーフィンガーズ,タイムウイェイツフォーノーマンのイッツオンリーロックンロール,ルビーチューズデイのはいったフラワーズとあげていくときりがないのですが,今回はたった一つの曲で決めてしまいました.今回のバビロンも本当に良くできたアルバムで,どの曲もすばらしく,キースリチャードがおいしいとこどりしている(3曲ともすばらしい!の一言)のですが,それ以外もほんとうによくできてます.チャーリーワッツのドラムが特にすばらしい.バビロンに限らず,女たち以降の彼らのアルバムは,たとえば,荒井由美が松任野由美になった時のように戦略的かつ,どの曲もかっこいい作りになっていてそれはそれでかっこいいのですが,それ以前のストーンズがストーンズだった頃のアルバムからわざわざ選びました.ストーンズのようにかっこいいお年寄りになりたいものです.

Runaissance-SCHEHERAZADE AND OTHER STORIES

ヤードバーズのメンバーがはじめたバンドということでやたら,その系統に非難されたバンドでしたが,完全にプログレッシブに移行し,完成された世界ができあがりました.プログレッシブといえば,やたらテクニックに走ったものを指すことがありますが,ルネッサンスにおいては,どちらかというとクラシックとの融合をめざした感じがあります.B面のシェヘラザード夜話もいいのですが,A面最後のオーシャンジプシーはプログレッシブ界に残る名曲ではないでしょうか?ルネッサンスのライブのオーシャンジプシーもこの分野においてはめずらしく,スタジオ版に負けないすばらしい出来で,昔のプログレッシブベスト10では必ず,ライブ版のオーシャンジプシーが顔を出したものでした.最近リッチーブラックモアがブラックモアズナイトというアルバムを発表しましたが,その中でもオーシャンジプシーがカバーされています.こちらは,マイナーコードで終わっているので,曲の感じが変わったように感じます.

Sade-DIAMOND LIFE

これが出たときはMTV全盛期で,このアルバムからカットされたSMOOTH OPERATORのクリップが非常に優れていて,このアルバムを選びました.実は,このアルバムではなく,SMOOTH OPERATORからSNAKE BITEという曲につながった12インチシングルがもう,最高にノリノリで,かっこいい〜です.彼女の才能は最初で使い果たされることなくのアルバムもそれなりにいいです.

サディスティックミカバンド-黒船

洋楽一辺倒だった私でしたが,最初に入ったバンドでは邦楽の女性ボーカルを求められてミカバンドとOZを歌いました.ミカバンドには今みると,ものすごいメンバーがあつまっていました.加藤和彦,高橋幸宏,小原礼,高中正義,今井祐,そして,ミカ.(2年前位にミカはフランスで料理人になっていると新聞でみました)これは一応曲が別れていますが,タイムマシンにおねがい以外はすべてくっつけて,一つの曲といってもいいとおもいます.特に黒船のドラマチックな展開にはいつも聞きほれてしまいます.

Shakatak-NIGHT BIRDS

いわゆるイージーリスニングの部類にはいるんでしょうね.私はイージーリスニングって あまりすきではないのですが,このビルシャープは別です. このあと,この人ボーカルをフィーチャーしたアルバムだすのですが,これもいいです. このアルバム聴くとだーーーーーーーっと 当時の思い出とかが甦る人,結構多いんじゃないでしょうか. そう,イーグルスのホテルカリフォルニアみたいに. 私も ナイトバーズは当時入っていたフュージョンバンドでやっていて, このバンドでは,ほんとにいろんなことがあって, 最終的に私は追い出されてしまったとか, 色々なことを思い出してしまいます. あー,なつかしいなあ.夏の夜.下宿のピンク電話.大宮通り...

Small Faces-PLAYMATE

よく名盤として紹介されているこのアルバムですが,イアンマクレガンのボーカルがいいだけで,他の曲はう〜ん,どうかなーなんて思いました.でも,でも!!4曲目TONIGHTは名曲です.やっぱり,私ってロマンチストなんだろうか.若かったから,こういう気持ちになったのだろうか.

Toto-TOTO IV

このアルバム聴いても,これ流行った頃のこと,思い出してしまう人 結構いるんじゃないですか? 私はI won't hold you backが一番好きです.Toto全部のなかでも一番好きです. 99とかもいいんですけど.あー,これもなつかしいです.個人的に. 冬の夜.あさりの貝柱.東山通り...

Van Haren-5150

バンヘイレンといえば,デイブリーロスやろう!!というのは誰もが思っていることでしょうが,私はマイナー趣味なのか,このアルバムから起用されたサミーヘイガー趣味の人なのです.で,すっごい個人的な趣味でこれを選びました.確かにバンヘイレンでしたデイブの功績はすばらしいものですが,日本人女性には受け入れられないタイプではないでしょうか?(そんなことないか??)このアルバムの最初のシングルカットWhy Can't This Be Loveを最初にMTVで見たとき,なんて,かっこいい人がバンヘイレンにはいったのだろうと感激しました.実はそれまでにサミーヘイガーは一人で成功していたのですが,そんなことは全然知りませんでしたので,一人で騒いでしまいました.(実はメンバーのなかでは一番の年寄りだったのですが)


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